スーホの白い馬

朝日新聞に、なんだか見たことのある絵が載っていて、朝から見入っちゃた。元気そうな少年が白い仔馬を抱いている。「スーホの白い馬」の挿絵だ。懐かしいな。あのころの教室、先生。
なんでも、この童話の挿絵を描いた画家の遺品から、モンゴルの写真がいっぱい出てきたそうなんですって。戦争中、内蒙古にいた人で、かなり写真を撮っていたらしいと。
で、このお話の挿絵を描くにあたって参考にしたものがあるとか。挿絵はあまり覚えていないけれど、お話はとてもよく思い出せる。スーホと言う少年と仲のよかった白い仔馬がいた。
あまりに素晴らしい馬だったので、権力者に取られて、死んでしまった。少年は、その骨で馬頭琴を作って、ずーっと一緒にすごした、というお話。馬頭琴て、どんな音だろう、て思った気がする。
いま思うと、先生も取り扱いに困ったのかな。なんだか淡々と終わった気がする。でも、お話は、しっかりと心に残っている。それでいいのかもね。先生があんまりグダグダ説明するより、本質が残るのね。
もともと理科の先生だったから、教室の窓に星座が貼ってあった。とてもきれいだった。でも覚えているのはオリオン座と白鳥座だけ。先生ごめんなさい。
いまも、教科書には「スイミー」とか、「白い帽子」とか、素敵なお話がある。教え子が、小説の展開が解らない、と悩んできました。で、灘中で伝説の国語教師だった人の本をあげた。
人それぞれに物語と向き合い、それを素直に授業にすればいい、としか言えなくて。教育の真価は、何十年後かに教えられた当人が判定するものでしょうから。生理前のイライラの薬なら…